今年初… | ランゲルハンス島へ行こう

今年初…

オレの入ってる草野球チーム『慶應幼稚舎』で試合あり
行って来ました 『慶應幼稚舎』といっても分からない
と思う 

スタートは『ベイブリーズ』というチームで
当時エースは爆笑問題の田中クンと、今は亡きまじかるずの
藤代クンだった。 その後『Y高』となり、そして去年
ユニフォームを一新 チーム名も『慶應幼稚舎』と
なった グレー地に紺で“KEIOU”のロゴが入っている。

驚いた事にジャイアンツ高橋由の母校慶應大野球部が
ウチのチームとソックリのユニフォームなのだ。
「慶應ともあろうものが在野の草野球チームの
 ユニフォームのデザインをパクるとは!」
皆スゲー怒ってたよ 草野球チームったって活動歴10年
超の名門だからね。 告訴しようって息巻く奴もいたけど
止まれ! オレらは遊び 向こうは教育の一環なのだ
ここは大人の対応をしようじゃないかってことでオレらは
黙認する事にした その代わり(うっさいわ!!いつまで
やっとんじゃ!理屈の通らん話を!!お前が止まれや!!)

以上が オレらのチームの簡単な歴史だ
(誰も聞きたないわい!!泡沫草野球チームの変遷の
 プロセスなんか!!)
で、今年初試合 ビックリしたよ!自分の下手さに!
打つのはヒット3本だったけど 守備が… 

オレは最初レフトだった ライナーがピュ-飛んで来た
でも一歩も動く必要のない、グローブを構えて待ってれば
そこに勝手に打球が入ってくれるイージーなライナーだった
なのにオレは何を思ったか捕球の瞬間さっとグローブを
右に動かし打球をかわしたのだ。 ドッジボールなら見事な
よけ方だ。(只の“エラー”やろが!)

次にフライが飛んできた。これまた一歩も動く必要のない
頭上でグローブを構えて待ってれば勝手に打球が入ってくれる
イージーなフライだった 正にフライが落ちて来た瞬間
オレはフラフラと2、3歩前に進み出た。 ポーン!背後で
一際高く跳ね上がる打球  違う! オレじゃない!
オレはテレビの中の野球ゲームの選手で 誰かがボタン操作を
間違えたんだ!としか思えない様な… (ほやな さっきより
ワンランク上の“エラー”やな 言い換えると“スーパー
凡プレー”や)

で2試合目は守り慣れたファースト(レフトかていつも
守っとるやろが!) で場面は4回裏無死満塁でオレらは
前進守備の体型を取った そこにおあつらえのファーストゴロ
球足は早いけど素直な打球でバウンドも合わせ安い
楽勝のホームゲッツー!! 誰もがそう思った瞬間!
あら-!オレは打球をグラブの土手に当てて弾いてしまった
おかげで素直だった打球は妙な回転がついてクセ球に大変身!
あわてて拾い上げた時は既に2者生還 『よっしゃ!同点!』
沸き返る相手ベンチ オレに突き刺さる味方の“失望”
“非難”“憎悪”“軽蔑”“怒り”“尊敬”“憧れ”の視線
(最後の2つ、ちゃう!!)

ボロボロでしたわぁ